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プレスリリース

パシフィコ横浜が「SDGsソーシャルローン」活用で資金調達-国内MICE施設で初承認
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2020/03/31
国内最大級の複合MICE※1施設、パシフィコ横浜は、2013年度から段階的に実施している施設の①老朽化対策、②競争力強化を目的とした中長期大規模改修に係る資金を「SDGsソーシャルローン」にて調達しましたので、お知らせいたします。

なお、MICE施設を資金使途とした「SDGsソーシャルローン」の調達は、国内初となります。

パシフィコ横浜は1991年の開業以来、横浜・神奈川のMICE拠点として、これまで国際会議や学会をはじめとする数多くの会議や展示会、イベント等を開催しており、地域経済を牽引する産業インフラとしての役割のみならず、社会インフラとしての役割も果たしてきました。今回の資金調達にあたっては、MICE施設の運営という事業を通じて持続可能な環境実現を行っており、明確な社会的成果を生み出すものとして第三者機関(株式会社格付投資情報センター)より評価を受けております。これは当社が目標とする「中期経営計画」とも強く連動するものになります。また、借り換えによる利子の減額により、2030年まで実施する中長期改修の原資として、大きく役立てることができます。

2020年4月には、新施設「パシフィコ横浜ノース」の開業も控えるなか、アジアでOnly 1、No.1のMICE施設を目指すとともに、持続可能な国際会議場として、地球にやさしいMICE開催環境を提供してまいります。    

 

■資金調達の概要
(1) 契約締結日  2020年2月18日
(2) アレンジャー/エージェント  株式会社三井住友銀行・株式会社横浜銀行/株式会社三井住友銀行
(3) 借入金額   41.5億円
(4) 借入期間   7.5年間(2020年2月20日~2027年11月20日)
(5) 資金使途   パシフィコ横浜各施設の中長期大規模改修
(6) 貸出人(五十音順)
   株式会社神奈川銀行、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、
   株式会社横浜銀行、横浜信用金庫、株式会社りそな銀行

SDGsソーシャルローン※2の調達にあたっては、国際資本市場協会(ICMA)が定める「ソーシャルボンド原則」に則り、「ソーシャルファイナンスフレームワーク」を策定し、その適合性を担保するため、第三者機関である株式会社格付投資情報センターより、「セカンドオピニオン※3」を取得いたしました。
なお、本フレームワークの策定にあたっては、株式会社三井住友銀行より支援を受けております。

※1 MICEとは
Meeting(企業ミーティング)、Incentive Travel(報奨・研修旅行)、Convention(国際会議)、Exhibition/Event(展示会/イベント)といったビジネスイベントの総称。
※2 SDGsソーシャルローンとは
社会課題の解決に資する事業を行うための資金調達を指します。またソーシャルファイナンスフレームワークとは、ソーシャルボンド原則に基づき、①調達資金の使途、②プロジェクトの評価と選定のプロセス、③調達資金の管理、④レポーティングについて定めた、ソーシャルローン及びソーシャルボンドで資金調達するための枠組みを指します。
※3 セカンドオピニオンとは
ソーシャルファイナンスフレームワークがソーシャルボンド原則に適合しているか確認し、提供されるセカンドパーティーオピニオンを指します。

【参考資料】ソーシャルファイナンスフレームワークの概要

(1)資金使途の概要とSDGsとの関連性
資金使途:2013年度から段階的に実施する、パシフィコ横浜における各施設の①老朽化対策・②競争力強化を目的とした、中長期大規模改修    
ゴール SDGsと最も関連性の高いターゲットの概要 左記SDGsターゲットと関連する理由
(4.7)
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
 MICE施設で開催される学会・講演・イベント等を通じた生涯学習機会の提供
(8.9)
2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。
 MICE開催による地域経済活性化への貢献
(9.b)
産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する。
MICE施設で開催される学会・講演・イベント等を通じた技術開発・イノベーションへの貢献
(11.7)
2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。
MICE施設の改修(バリアフリー対応等)による来場者アクセス向上
(17.16)
全ての国々、特に開発途上国での持続可能な開発目標の達成を支援すべく、知識、専門的知見、技術及び資金源を動員、共有するマルチステークホルダー・パートナーシップによって補完しつつ、持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップを強化する。
MICE施設で開催される学会・講演・イベント等を通じた国内外におけるパートナーシップの強化
(2)プロジェクトの評価と選定のプロセス
当社取締役会において、予算及び事業計画の承認を経て、適格なプロジェクトを選定・承認
(3)調達資金の管理
調達資金は本プロジェクトに全額紐付けられる。また当社財務課にて他の資金と区分するため、定期的な残高の確認等により適切な資金管理を実施
(4)レポーティング
本フレームワークに基づき調達した資金で充当した大規模改修工事の内容等については、当社アニュアルレポートにおいて毎年開示予定
項目 開示予定内容
調達資金の管理 調達資金の全額が充当されるまで、年に一度、充当額及び未充当額の残高を貸出人に対して開示
アウトプット指標 改修工事の内容
アウトカム指標 ・国際会議等の開催結果(開催回数、来場者数等)
・地域(神奈川県、横浜市)への経済波及効果
・みなとみらいエリア全体への人の流入(来街者数、就業者数等)
インパクト指標 ・将来的に歴史的会合が開催されることによるプレゼンスの向上
・来場者におけるダイバーシティの広がり
・横浜市民の横浜市への愛着心の向上

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パシフィコ横浜が「SDGsソーシャルローン」活用で資金調達-国内MICE施設で初承認

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